本日は昨日からお世話になっている北上市の外壁塗装現場で、コーキングの打ち替え工程を行ってきました ('◇')ゞ
ご存知の方も多いかと思いますが、特にサイディングの塗り替え工事の際はコーキングの打ち替え工程を適切に行うか、行わないかがとても重要となってきます。
「外壁塗装35坪○○円」みたいなパック商法を押し出している塗装会社はまず手を抜くであろう、工程かと思います (;´∀`)
基本的に目地部とサッシ周り部の全てを打ち替えるのですが、打ち替えるという事は既存のコーキング材をまずは取り除かないとなりません。この作業が1番手間がかかる、重労働となります。
細かい部分はカッターナイフでカットしますが、我々は大部分を専用の機械で撤去してます (^.^)
古いコーキング材の撤去後に養生テープを貼り、プライマーを塗布して新しいコーキング材の打ち込みとなるのですが、ここでは充填量が重要となります。
コーキングの寿命はその厚みに依存する部分も大きいからです。
ホームセンターなどで売っている筒入りのコーキング材をカートリッジ式といいますが、あれだと十分な充填量を確保するのは困難です。
しかし、その手軽で誰でも扱えることから、実に大多数の塗装会社の標準施工となっております。
逆にプロの防水屋さんやしっかりとしたレベルの塗装会社では、吸い上げ式のガンでの打ち込みとなります。こちらであれば、十分な厚みを持たせた施工がし易く、使用される材料自体も弾力の保持性に優れたものを打ち込むことが可能です。
いくら塗り替え塗料に20年程の耐久性を持つ塗料を使っても、コーキング部分が5年で断裂したのでは本末転倒なので、コーキングの技術・知識が優れた塗装会社を選ぶことも、信頼できる業者選びに重要となります。
もちろん、当店では吸い上げ式ガンでのコーキング工事が標準となってます ( `ー´)ノ