お客様が塗り替えを考えたキッカケ
お家が塗り替え時期という事をお客様がご理解されており、インターネットで塗装工事業者をお探しになられていた経緯で私達にお声掛けを頂きました。
偶然にもご近所で私達が塗り替え工事を行った実績もあり、建物診断とお見積り書の提出をさせて頂きました。
塗り替えプランのご提案
屋根は雪止めのボルト錆が進んでいたので全交換を提案させて頂きました。外壁はコーキングの打ち替え後に2液硬化型シリコンの3回塗りをご提案させて頂きました。
お客様がバルコニー床と玄関ドアの劣化も気にされておりましたので、今回は付随して工事を行うご提案をさせて頂きました。
塗装工事前の建物の状況
雪止め金具は70個前後程、固定ボルトのサビが進んでいるので塗装よりも交換のほうが良さそうです。
外壁はチョーキングの進行から表面の撥水性が低下しているので、塗料で表面の保護が必要な状態です。
サッシ周りの他にコーナージョイント部分のコーキング切れも散見されたので、塗装前にしっかりコーキング打ち替えを行う必要があります。
屋根塗装の進行状況
まずは高圧洗浄で汚れを除去した後で下塗りとしてエポキシ樹脂系サビ止め塗装を行いました。
その後、2液硬化型シリコンでなかぬり・上塗りという工程で進めさせて頂きました。
上塗り前に雪止め金具を新品に交換してスノーネットの再取り付けを行い、屋根塗装の完了です。
足場の単管が映り込む位にツヤが出て綺麗に仕上がりました!
外壁塗装の進行状況
まずは既存のコーキング撤去後にコーキングの打ち替えを行います。
外壁塗装の際はコーキングも打ち替え時期になっていますので、しっかり打ち替えを行った方が絶対安心です。
その後は高圧洗浄。2階部分のような吹き付け壁は表面に土ホコリが溜まっているのでしっかり洗浄する事が重要です。
その後は外壁材によって微弾性フィラーと浸透型シーラーを使い分けて下塗り後に2液硬化型シリコンでの中・上塗りで外壁塗装の完了です。
バルコニー床の塗り替え
バルコニー床も劣化が進んでいる為に改修のご依頼を頂きました。
FRPやシート防水がバルコニー床防水としてはポピュラーですが、こちらはアスファルト防水となっております。
東北の積雪地帯ではあまり適さない床の納め方かと思いますが、これ以上の劣化から保護する為に施工させて頂きました。
まずは高圧洗浄でコケや汚れを除去後に欠損部を樹脂モルタルで充填、アスファルト床用の下塗りプライマーを塗装しました。
続いて同じくアスファルト防水改修用の塗料で中塗りと上塗りで改修塗装完了です。
見た目も綺麗になりましたが、防水性能も改善されたので安心してお過ごし頂けます。
玄関ドアの塗装状況
玄関ドアも紫外線で劣化して色褪せが進んでいました。
家の顔とも言える部分なので、綺麗に出来るなら綺麗にしたい部分かと思います。
しかし、下地は塩ビ鋼板やエンボス地の場合が多いので経験豊富な塗装店に依頼しないといつまでもベタベタしたりすぐ剥がれたりするので注意が必要です。
今回は塩ビ鋼板下地でしたので塩ビプライマー塗装後に、耐皮脂性がある塗料で仕上げました。
見違えるほど綺麗に仕上がったので、お家が益々立派に見栄えするようになりました。
上品で見栄えするお家に

この度は塗り替え工事のご依頼を頂きまして誠にありがとうございました。
このような良いご縁を頂けた事に感謝の気持ちで一杯でございます。
ご夫妻ともに非常に穏やかで気品があり、気さくなお客様でしたのでとても良くして頂きました。
工事のほうも永く安心してお過ごし頂けるよう最善を尽くしましたので今後の経過も一緒に身守らせて頂ければと思っております。
それではまた定期点検等でお伺いさせていた際は、色々と楽しいお話を聞かせて下さい。
この度は本当にお世話になりました。