岩泉町で牛舎の屋根塗装

 

岩泉町で牛舎屋根塗り替えのお問い合わせを頂きました。

 

現地調査に行って2度ビックリ!

ある程度の想定はしてましたが面積広っ (;^ω^) そして牧場長さん若っ (゚д゚)!

 

今は阿部さんと坂下さんが他の現場に行ってるので、親方と自分が現場担当する事になりそうです!

気合を入れて頑張ります!

 

 

屋根に穴が・・・

 

屋根の表面はすっかり下地が露出している感じです。瓦棒部分の色が本来の色ですね。

紫外線の影響と積雪が滑り落ちる際に摩擦でこうなる事が多い気がしますね。とにかく、塗った方が良い状態なのは明らかです (*´з`)

 

雪止めはアングルタイプが取り付けてありますが亜鉛性の為にサビてます。積雪の重みに耐えられなく所々折れちゃってます。

 

特に雪止めがなくても支障ないとお客さんもお考えのようだったので、今回撤去する事になりました。

が・・外してみると取り付け金具下に大きめの穴が・・・受け金具の想定重量を超えたことでテコの原理でトタンに穴が開いてしまったようです。それも数十カ所もあります  (*_*;

 

親方に相談したところその部分の瓦棒キャップを板金的に補修する方法とコーキング、金属用FRP,シートなどで簡易的に補修する方法があるそうです。

 

今回は簡易補修で様子を見る事に

屋根の穴補修後

穴が開いている部分の真下は部屋内でなく軒下だった事もあり、今回は簡易補修で納める事になりました。

穴の開いていたサイズより4~5倍大きめに補修をしたので雨漏りする可能性は低いと思いますが、今後の経過も確認する必要がありそうです。

 

高圧洗浄してからサビ止め塗装

 

補修が完了してから高圧洗浄作業ですが、高圧ホース80mでも端から端まで届かない位の面積でした。学校の校舎の屋根塗装をする時は洗浄機も高圧ホースも大きいものを準備するのですが、今回は洗浄機を移動しながら2日半掛けて洗浄を行いました。

 

その後はようやく塗装工程!下塗りとしてエポキシ系サビ止め塗装です!

今日は阿部さんも合流したので3人で結構面積が塗れましたが、まだまだ日数が掛かりそうです (*´Д`)

 

下塗りが終わったら中塗りです

 

サビ止め塗装後は中塗り工程に進みました。そろそろ屋根に朝露がのる季節なので毎朝屋根を乾かす作業からスタートしています。

ローラーは体力的に楽なんですが瓦棒の刷毛塗りが腰に効いてきます (;´Д`)

腰痛いって言ったら親方にダメ出しされるので我慢し過ぎない程度までは頑張ります!

 

瓦棒ローラーもイマイチだったんですが、何か効率的に瓦棒を塗る方法はないんですかね??模索中です

 

ベンチレーターも塗装で保護

 

厩舎内の空気を循環させる装置みたいです。素材はブリキ板っぽいですね。換気口の方向が楽に変えられるように軽量な創りになってます。

ここは重防食用のエポプライマー塗装後に重防食用のシルバー塗料で塗り替えさせて貰いました。

 

屋根が綺麗になったのにベンチレーターだけそのままではおかしいですからね (;・∀・)

日光が当たると銀粉が反射して綺麗です!

 

上塗り塗装で仕上げ

 

中塗りの完了後に上塗り塗装をして仕上げです。

今回は2液硬化型シリコンでのご依頼を頂いておりました。

 

塗装完了後は撥水性も高く、水分を玉のように弾くようになりました。

これなら雨や雪でトタンが錆びる事も無いでしょう、これ位の面積を屋根葺き替えとなると塗装の何倍も費用が掛かるので賢い修繕となったのではないでしょうか

 

屋根塗り替え完了

サービスで破風塗装をさせて頂いて工事完了となりました。

 

岩泉は雄大な自然の恩恵で牛の飼育などにも良い環境のようです。

牛乳やヨーグルト、短角牛などの食肉もこの大自然の中でストレスフリーで育った牛と手塩にかけて育てる生産者さんの成せる業なのだと思います。

 

この度は工事のご用命を頂きまして誠にありがとうございました。

長持ちするように丁寧に作業させて頂きましたが今後の経過も身守らせて頂ければと思ってます。

 

それでは、生き物相手なので大変なお仕事かと思いますが生産頑張ってください。

また定期点検等でお伺い出来る日を楽しみにしております。

 

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