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鉄骨階段を塗装修繕しました

外部の鉄構造物は劣化が進みやすいです

 

修繕前は全体的にサビが回っており特に踊り場の下場は深く腐食している部分もある状況でした。

 

やはり外部設置の鉄や木といった素材はどうしても劣化スピードが早い傾向があります。

だからといって、メンテナンスを先延ばしにすると塗装では修繕できなく建て替えという費用が何十倍も掛かる事態になるので傷みが酷くなる前の対策が重要になってくるかと思います。

 

サビの削り落としは手間だけどやったほうが安心

 

最近はサビの成分を変化させて安定させる「サビ転換剤」の存在もありますが、基本的には物理的に削り落としたほうが無難かと思います。(転換剤もサビが落とし切れない場合に使ってね、というモノが多いですね)

 

という訳で肉体にも精神にも負担がある作業ですが全面グラインダー研磨でサビを削り落とします。特に階段の下場など自分の頭上をグラインダー掛けする作業は腕パンパンになります(錆びも自分の顔に降ってくるので鬱な工程です)

 

ケレンさえ終われば塗るのは楽なので、辛抱して3人でケㇾン作業を行いました。

 

サビ止めは2種類使って腐食抑制を試みる事に

 

階段下場など腐食が酷かった部分にサビの抑制剤をまず塗布しました。2液のエポサビ止めよりサビの抑制性能は高いという事なので採用してみました(塗料粘度が高いので塗り辛いですが仕方無い)

 

抑制剤の塗装後にエポキシ系サビ止めを塗装して簡易的な重防食仕様下地にしました。ひとまず雨や湿気などの水分・外気と鉄の接触をシャットアウト出来れば下塗り完了です。

 

あとは楽しい中塗り・上塗り工程

 

鉄骨の塗り替えは下地処理が過酷なぶん、塗装工程は精神的にゆとりが出て穏やかに仕事をする事が出来る気がします (^^♪

 

今回の仕上げ色はクライアント様に検討頂いた鮮やかなグリーンカラー、今まではグレーだったのでふり幅の大きい配色になりました (*´з`)

 

個人的には一般住宅では落ち着いたカラーを企業様やアパート・マンションなどではアクセントカラーを入れた方が見栄えすると思うので、今回の選択は成功かと思います (*^-^*)

 

イメージ結構変わりました

 

塗り替え前と塗り替え後を見比べると色でこんなに感じる雰囲気が変わる事を再認識。

こちらは日本人なら誰でも知ってる位の企業様の岩泉営業所なので来客人も多いはず、今回の改修で少しでも良い気分で商談やお仕事に取り組んで頂ければ幸いです。

 

この度は工事のお問い合わせご用命を頂きまして誠にありがとうございました。今回の誠和の仕事の経過も確認して頂きながら変わらぬお付き合い頂けますよう宜しくお願い申し上げます (*^-^*)

 

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