岩泉町立大川小学校の外部トイレ新設工事でお世話になりました。
今回は内装ボードの塗装と床の防塵塗装の現場進行状況をご紹介します。
まずは下地調整から
今回の塗装対象ボードの種類はケイカル板です。
吸い込みが多いボードなのでパテ前にシーラー塗装をした方がベターなのですが、今回は興味深いパテ材を発見したので使用してみます (^o^)丿
ボード固定はビス留めなのでねじ頭を平滑にする為にパテを2回盛ります。
パテの硬化後に紙やすりで表面を平滑にしてパテ粉を除去したら、下塗り工程です。
床面の土間は左官屋さんがシゴいてくれてたのですが、巾木の巣穴の下地処理は頼まれたので樹脂モルタルで下地処理しときます。
ボード面は中塗り・上塗りで仕上げ
シーラー定着後に水性ツヤ消し塗料で2度塗りして壁面は仕上げです。
水性ツヤ消しはボード塗装ではポピュラーで安価な為、大体の内装仕事で普及してます。
しかし、つや消しな為に手垢など汚れが付きやすく汚れが落ちにくいというデメリットもあります。
塗装屋的にはいつまでも綺麗な状態で使ってほしいので料金は上がりますがボード用の低汚染型塗料や意匠性仕上げなどで発注してもらいたいのですが、発注者様や設計士様側の事情もあるところなのであります。
壁が終わったら塗り床防塵
まずは下地を整える為に床用のプライマーを塗ります。下地の吸い込みもあるのでダッぷり塗るのがポイントです。
(厳密には㎡所要量を参考に計算して塗布する事が重要です)
プライマー硬化後は中塗り・上塗りで仕上げです。
上塗り前に細かい巣穴や不陸を床用パテで処理すれば丁寧な仕事になります。
ここは小学生が使うトイレなので児童が床で滑って転ばないように塗料に滑り止めの砂を混ぜて仕上げました。
まぁ、トイレ内で走る子共は居ないかとは思いますが小学生の元気パワーは大人の想定外なので念の為に (*´з`)
塗装工事完了
塗装工事分は完了したので後は設備屋さんと電気工事屋さんに引き継がせて貰います。
岩泉町内だとこういった建設現場に入る業者は皆知りあいなので融通も利きますが、融通の強要をされる事もあります (笑)
まぁ本音を言うとイイ人ばっかりだし、すごく仕事はし易い環境ですね。これからもヨロシク (^^♪