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駅舎の塗装見積もり

旧岩泉線浅内駅舎の修繕塗装見積もりに伺いました

旧岩泉線浅内駅舎の塗装見積もりのご依頼を頂いたので現地調査に伺わせて頂きました。

 

岩泉線は残念ながら無期限の運行休止状態なのですが、線路や駅舎はまだそのまま残っており住民や鉄道ファンの方々始め、何とか失くさないで残して欲しという要望がある施設であります。

 

今後は近隣住民や遠方からいらっしゃる鉄道ファンの為にも、コミュニティーの場として有意義に活用して存続していくお考えのもとから弊社でも微力ながら維持に貢献できればと考えております。

 

屋根はかなり厳しい状態に・・・

トタン自体が古いのでサビの進行がかなり進んでおります。

 

確実性を優先するなら吹き替えでご提案させて頂くレベルに近いですが、財務的な問題もあるので電気工具でサビ研磨・サビ安定剤で補修・全面サビ止め塗装という内容でお見積りさせて頂くこととしました。

 

サビ発生面積は広いですがサビが塗装不可能な程深くはなかった事と、屋根片面は画像ほどサビが出ていなかったので塗装見積もりで対応させて頂く判断材料と7なりました。

 

外壁も部分的に左官補修が必要な状況

湿気が溜まりやすい部分と雨が直接的に当たる部分は表面の劣化が進んで撥水性が無い状態です。

現状がモルタル下地にリシン吹きですのでそもそも耐久性が高くない状態です。

改修では複層で防水被膜を形成するプランでの塗り替えが望ましいかと拝見さえて頂きました。

 

部分的にクラックや欠損もあったので、左官補修後の塗り替えが前提となりますが今回は有志の方々からの修繕依頼。

立派に工事する為に必要なだけ予算を準備して頂く、という訳にはいきませんので費用負担を抑えながらも安心して頂ける工事が求められるところが難しいところではありますが、その辺りはご依頼者様方と相談させて頂きながらぴったりの塗り替えプランのご提案をします。

 

板金と大工仕事も必要な状態

 

待合室内は外部程の傷みはなかったので一安心です。

 

出入り口の引き戸が風情ある木製引き戸なのですが水分の影響でベニヤが含水してしまっているので、塗装前に木板の交換が必要です。

雨樋も積雪の重みで破損しているところがあるので板金工事が必要な状態です。

 

この辺りは誠和の強みの一つ、多能工職人が集まってるのでリーズナブルに修繕する事が可能です。

左官、大工、防水、板金、注入、リペアなど本来は専門の会社に外注しないと出来ない工事が1つの会社に頼むだけで解決するのはお客さんにとって業者を探す手間と大切なお金の節約になります。

 

見積もり依頼出頂いたご縁を無下にしないよう、納得して頂いて完成が楽しみになるような内容の塗り替えプランをご提供させて頂きますので、引き続きどうぞよろしくお願い致します。