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ガルバニウムサイディングの塗装見積もり

 

今年は雪が少なくて穏やかだと思っていたら、結構降りましたね雪・・・

 

今回は岩泉町が岩手県内で1番積雪したとニュース報道がされていました。

例年のドカ雪に比べれば大した積雪量ではありませんが、やはり雪かきは重労働ですね (;´Д`)

 

今回は宮古市から外壁塗装の見積もり依頼を頂いておりましたので、早速現地へ向かわせて頂きました。

 

新設のガルバニウムサイディングは塗装可能か!?

ガルバニウムサイディング

 

現地に伺って外壁デザインを拝見し、少し安心 (;^ω^)

このタイプのサイディングなら塗装しやすいです。今流行の縦貼り調のラインが細かいデザインのガルバだと塗装するのに凄く手間が掛かります。

 

今回は増築した部分の外壁塗装を行うようで既存の外壁のデザインとの調和を重視してデザインを選ばれたようです。

 

心配事は新設のガルバに塗装をして大丈夫か??直ぐに剥がれないか??といった点ですが、適切な下地処理を行えば問題ないはずです。

 

素地むき出しの未塗装ガルバを塗装する場合は下地処理・専用プライマー工程が必要ですが、工場出荷品はもうすでに表面が塗装されてありますので旧塗膜に塗装する場合とさほど相違は無いです。

 

勿論、剥がれを起こさないように下地処理が必要になりますが現場で可能なレベルの処理なので問題ないです。

 

コーキング目地深さは20mm

コーキング目地

窯業サイディングの新築での目地深さは10mm前後の収まりが多いですが、今回は増築という条件下でしたので目地深さは大体20mm程ありました。

 

目地底にはケイミューさんの3面接着防止ジョイナーが接置済みです。

ケイミューさんのコーキング材は恐らく日本で1番性能が良い!

一般的なコーキングの寿命が10年の中、ケイミューさんのシール材は20年耐久の試験結果が出ています。

しかし、お値段も勿論一流です・・・シール材についてはお客さんとご相談させて頂いて使用品を決定する予定です。

 

とりあえず20mmの深さは余計なので8~10mm位のバックアップ材を詰める必要がありそうです。

 

調色品か特注色か!?

トタンの色

 

笠木や水切りなど既存のトタン部分の色と合わせて一緒に塗装希望を頂きました。

とりあえず色を確認する為に見本帳を合わせてみましたが、同一色は見当たりません。

屋根用塗料のメーカー標準色でも探してみましたが同一色は無かったので恐らく前のペンキ屋さんが調色して作った色だと思います。

 

割と彩度が低く簡単に作れる部類の色なのでここの色は現場調色、外壁は既存の色に合わせて塗料の発注となります。

あとは天候の安定を待つのみ

 

ありがたい事にその場でお客さんから「じゃあ、お願いします!」のお返事を頂けました。ありがとうございます。

 

早く足場も解体して不自由ない生活をされたいでしょうから、我々も早めに着手したいのですが・・・

 

基本的に5℃以上ないと塗装はNGという事になっております (;´Д`)

何とも北国のペンキ屋泣かせの現状ですが、シートで囲ってヒーターで暖をとる準備をしていたのではお客様に余計な出費を頂く事にもなります。

 

ここは天候と気温の安定をただ待つのみです。

幸いなことに宮古市は海沿いの為に冬でも基本的には5℃以上の日が多い環境です。居座っている寒波さえいなくなれば安心して工事させて頂けると思いますので、もう少々お時間を下さい。

 

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