公民館の屋根外壁塗装完了です！

今回は岩泉町に本社を置き、地元で信頼と実績を積み上げ続けている工務店様からお声掛けを頂く運びとなりました。

こちらの工務店様からは幾度に渡りお声掛けを頂いており、本当に有り難いお付き合いをさせて頂いております。

今回の建物は屋根や外壁は勿論、軒天上や破風、雨樋、玄関周りの木部など建物外周の全ての塗り替え工事をさせて頂く事となりました。

建物自体が一般住宅より大きい為、塗装面積も多いので効率的かつ長持ちするよう仕上げていきたいと思います。

外壁は3×１０板にリシン吹き仕上げとなっており、耐水性や保護性能は低い状態でした。

釘頭部分の下地露出やコーキングの断裂があるので各所で補修が必要な状況です。

木部も紫外線や風雨にさらされ灰汁で灰色に変色してしまっております。

木部の灰汁ぬきや漂白作業に手間が掛かってしまう状態です。

屋根は7寸ほどの急こう配屋根となっております。

墜落防止対策をした足場を仮設して貰った上で墜落防止器具と親綱を設置して作業を行いました。

安全な環境の確保をする事が綺麗で長持ちする良い仕事をする為に必須条件となります。

まずは既存のコーキング撤去、コーキングの打ち替えを行いました。

外壁塗装の際はコーキングも打ち替え時期になっていますので、しっかり打ち替えを行った方が安心です。

この際に古いコーキングを撤去しないで上からコーキングして隠してしまう塗装業者も非常に多いですが、コーキング厚が薄いので直ぐに裂けてしまうためそのような業者には注意が必要です。

誠和の場合はサイディング固定釘の増し締めやビス固定など一般的な塗装業者が行わない下地処理まで丁寧にやる事をルールとしております。

その後は防水性もあるエポキシ系フィラで下塗り、中塗りと上塗りはラジカル制御型塗料で３回塗り仕上げとさせて頂きました。

性能とコスト面が優れた塗料ですので耐久性や仕上がりも良い上、価格も標準的なので皆様に安心頂いている工法となります。

木部は塗装が出来るよう下処理した後、半造膜型の木部用塗料で仕上げました。

軒天上は化粧ボードだった為、シーラー塗装後に3分艶のウレタン塗料で仕上げさせて頂きました。

足場を仮設したタイミングで建物の全ての部分が長持ちするように修復しておけば建物が傷むことを防げて安心です。

この度は塗り替え工事をさせて頂きまして誠にありがとうございました。

永く安心して地域の方に利用いただけるよう工事をさせて頂きましたので今後の経過も一緒に身守らせて頂ければと思っております。

それではまた定期点検等でお伺いさせて頂きますのでこれからもどうぞ宜しくお願い致します。

この度は本当にお世話になりました。