盛岡市アパート外壁塗装

盛岡市内でアパート外壁塗り替え工事のご依頼を頂きました。

現地調査をさせて頂いたところ、外壁はチョーキングの進行とコーキング切れがある状態となっておりました。

共用通路の鉄部梁はサビの為に腐食しており危険な状態でしたので、梁交換と補強を鉄骨加工業者さんに行って貰う内容で工事のご提案をさせて頂きました。

外壁の高圧洗浄後にサイディング目地やサッシ周りのコーキング打ち替えを行いました。

今回の塗り替えではベージュ色に外壁色を変更する予定なのでコーキングもそれに近い色で打ち替えを行いました。

サッシ周りの結露・凍害の影響で外壁が傷んでおり塗装不可能な部分が数カ所ありましたので外壁を剥がして貼り換える工事もさせて頂きました。

透湿防水シートや胴縁は傷みが無い状態でしたのでこのまま外壁だけ貼り替えを行います。

下塗りは浸透型エポキシシーラーを選定させて頂きました。

こちらのアパートは軒出が無い形状であり表面劣化が有る状態だったので、フィラーよりシーラーで下地に含侵させたほうが良いかと判断させて頂きました。

上塗りはラジカル制御型シリコン樹脂をし、従来より明るく暖かい外壁色に塗り替えを行いました。

共用通路見上げのデッキと手摺柵の鉄部塗装も行わせて頂きました。

鉄部はサビが出てしまっている状態でしたのでグラインダーで可能な限りサビを削り、浸透型サビ止め塗料であるワイドさびストップというサビ止め塗料で下塗りをさせて頂きました。

上塗り塗装後は鉄部の光沢が出たことにより通路内の雰囲気も明るくなり、腐食が進んでいた梁の交換や鉄骨補強も行ったことにより耐久性が安心出来る状態になりました。

付随工事として破風・雨樋塗装、軒天上塗装、ガス庫扉の塗装も行わせて頂きました。

入居者が通行される時間帯に我々が通路内で作業をしているとご迷惑になるので、10時～15時位の通行が少ない時間帯内に出来るだけ素早く作業を進めさせて頂きました。

特にトラブルも無く作業をさせて頂く事ができて何よりでした。

盛岡市中心部のアパートでしたのでお隣様との間隔が狭く、足場仮設も困難な立地でした。

こんな狭いスペースにも作業が安全に出来るよう配慮して足場仮設して頂いた足場業者さんや鉄骨補修をして頂いた鉄骨業者さん外壁の貼り替えをして頂いた工務店さんなど複数の業者様に助けて頂いた現場となりました。

改めて専門職の方々の仕事レベルの高さと付き合いの大切さを再認識した現場となりました。

この度は工事のご用命を頂きまして誠に有難うございました。

また何かございましたらお声掛け頂ければと思います。