岩手県 矢巾町で外壁サイディングのクリヤー仕上げ例 Ⅳ

お客様がリフォームを考えたきっかけ

 

新築後10年経過していない状況でしたが、屋根・壁ともに段々と色あせが始まっている状況でした。

先にお客様のお父様宅を塗り替え工事させて頂いたのですが、お父様からのご紹介を頂きまして着工のご縁を頂きました。

 

お客様のご希望を生かしたご提案

 

元々の外壁のデザインや色合いを気に入っているので、あまり外観の仕様を変えたくないとのご希望と、壁材もそれほど色あせが酷くなかった事もありまして、高意匠サイディング用クリヤーでの仕上げをご提案させて頂きました。

 

屋根、外壁共に防水性能は低下している状態

 

総2階建てのお住まいですので、まず全面に足場を仮設しました。

 

屋根面と壁面は色褪せて表面が白っぽくなり、防水性が落ちている状況です。

帯上のコーキング部分はコーキングが切れてしまっている所が多くある状況でした。

 

作業状況のご紹介

 

 屋根はシリコン樹脂の3回塗り仕上げで、色調はブラックとなりました。

帯上等のコーキングは撤去後に打ち替えとなります。

 

外壁は釘頭などの着色補修をしてからクリヤー2回塗りで仕上げていきます。

クリヤーは無色透明の塗料ですが塗布することで彩度を増し、艶を出すことで新築時よりも鮮やかな外壁にすることが出来ます。

 

 

クリヤー塗装完了

 

 デザインサイディングの塗り替えの場合、従来は単1色で塗る場合と2色で塗り分ける場合がありました。

1色塗りの場合はせっかくのデザインをつぶしてしまい、2色塗り分けの場合はデザインを再現する為に費用が掛かりがちでしたが、この塗料の登場により特別な費用を掛けずに、塗り替えが可能となりました。

 

このUVプロテクトクリヤーにより紫外線による劣化を防ぎ、汚れを寄せ付けない塗膜で、お家の外観を長期的に美しく保てるようなりました。

 

 

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